『Hawaii Five-O シーズン1 第2話』の重要単語・フレーズ5選+α

Hawaii Five-O シーズン1 第2話 では、元国家安全保障局のコンピュータースペシャリストがギャングに襲撃され誘拐された事件の解決を目指すべく、捜査をしていきます。

今回は、 Hawaii Five-O シーズン1 第2話 から日常会話で使えそうな5つの英語表現+αをピックアップしました。

take a toll on 〜( 〜に損害、ダメージを与える )

John;The life of a cop is… is not easy. It’s not that I’m not proud of the work that I did, but more than anything, I have, uh… I have regrets. The toll that it took on my family, the way it hurt them. It’s, uh, it’s something I think about every day.
John;警官として生きていくのは、簡単なことではない。俺がしてきた仕事に誇りを持っていないというわけではないが、何よりも、俺は、、、後悔がある。どれだけ家族を傷つけ、犠牲にしてきたか、そんなことを毎日考えている)

Hawaii Five-O シーズン1 第2話 より

スティーブの父親 ジョン が生前、自らの思いを記録したカセットテープを、スティーブが聞いている場面。

take a toll on 〜 は、〜に損害、ダメージを与える という意味です。
toll とは、通行料のこと。お金が普及する前は通行料として個人の所有物を頂戴することで渡らせていて、渡るたびに貴重な所有物が奪われてしまった。そこから 〜 に損害やダメージを与えるという意味につながったそうです。
Too much sunlight takes a toll on your skin(過度な日差しは、お肌に悪い)
ちなみに、tollgate は有料道路の料金所、toll-free は無料の(道路)と意味と、通話料無料のフリーダイヤルという意味があります。

miss a spot( まだ残っているぞ )

SteveYeah, shirt, tie, doughnut crumbs. You missed a spot. Look, you’re never gonna fit in here looking like you’re from the mainland.

DannyWho says I want to fit in? I don’t want to fit in, I want to look like I’m from the mainland. Okay?

Steve;Yシャツにネクタイ、そしてドーナッツのくずも?まだ残っているぞ。ダニー、本土から来たような見た目をしていたら、島にとけこめないぞ。
 Danny;誰が島にとけこみたいと言った?俺はとけこみたくなんかないし、本土にいた時の見た目のままでいたいんだ)


Hawaii Five-O シーズン1 第2話
より

ダニーの服装についてスティーブがいちゃもんをつけている場面。本土にいた時のようにYシャツ&ネクタイという服装を貫きたいダニー VS. ハワイらしくもっとラフな服装にしてほしいスティーブ という構図です。

miss a spot は、まだ残っているぞ という意味。
直訳すると、「1箇所し損ねているよ」みたいになり、部屋や車の掃除、くずや汚れを払い落とす時さらには髭剃りやペンキ塗り等を行う時に、完璧ではなく、一部分が出来ていない時に使えます。ドラマでは、ダニーが服についているドーナッツのくずを払い落としきれていなかったので、スティーブが you missed a spot( まだ残っているぞ )と言っていました。

fit inは、うまくとけこむ という意味。
うまくはまるイメージです。
the new classmate fit in with other classmates at once.(その転校生はクラスにすぐにとけこんだ)
our new refrigerator fit in the kitchen.(新しい冷蔵庫はキッチンにすっぽり収まった)

half listen( いい加減に聞き流す )

SteveEvan, do you know where your dad was going this morning?

Evan;No. I mean, he probably told me, but I was only half listening.
Steveエバン、お父さんが今朝、どこに向かっていたか知っているかい。
 Evan;しらない、もしかしたら、言っていたのかもしれないけど、聞き流していたから)

Hawaii Five-O シーズン1 第2話 より

誘拐されたローランドの息子のエバンに、話を聞く場面。

half listen は、いい加減に聞き流す という意味。
前回のHawaii Five-O シーズン1 第1話 では、I’m listening ( 話を聞いているから、先に進めて )とポジティブな意味合いで用いられていましたが、そこに half が入ると一転、聞き流す という意味になります。half listen の他にも、listen with half an ear という言い方もあります。

piss off 〜( 〜を怒らせる )

Man: Roland became paranoid. Firing off memos in the middle of the night directly to the Joint Chiefs of Staff, which pissed off his immediate superiors to no end.
Man: ローランドは被害妄想に陥っていて、真夜中に統合参謀本部に勝手にメモを送った。彼の直属の上司はカンカンだよ。)

Hawaii Five-O シーズン1 第2話 より

誘拐されたローランドについて、国家安全保障局の元同僚から話を聞いている場面。

fire off〜は、〜をすぐに送る という意味。
fire off には、ミサイルや弾丸を 発射する という意味から派生して、手紙やメールなどを すぐに送りつける という意味があります。

piss off 〜 は、〜 を怒らせる という意味。
スラングとして、よく海外ドラマに登場する言葉です。同義語としては、annoy があります。また、このスラングは人やもの、出来事に対しての怒りにも使うことができます。
His attitude toward work really pissed me off.(彼の仕事への態度にイライラした。)
What kind of people piss you off?(どんな人にイライラする?)
ちなみに、引用文最後の to no end は、とても、果てしなく という意味で、very much と同じです。

cutting it close( 時間がギリギリだ )

ChinWell, you’re cutting it kind of close. You might miss your graduation.

KonoNo worries. You become a cop by doing the work, not walking across a stage, right? Good news is, you’re off the hook. You don’t have to be there.

ChinWell, good luck with the kid.

Chin時間がギリギリだ、もしかしたら卒業式に出れないかもしれないな。
 Konoいいの、心配しないで。卒業式に出席しても一人前の警官にはなれない、仕事をすることでなれる、そうでしょ? それにいいニュースとしては、あなたも出なくいいから、ホッとしたでしょ。
 Chinまぁ、頼んだぞ、コノ)

Hawaii Five-O シーズン1 第2話 より

コノの警察学校の卒業式の日、事件解決まで長引いて、卒業式に出席できないかもしれないなと話す場面。チンは、ある問題があってホノルル警察とトラブルになり、警官を辞めているので、いとこの卒業式といえど、行くのは気が引けていました。だから、行かなくて、ホッとしたでしょ というコノのセリフがあります。

you’re cutting it close は、時間がぎりぎりだ という意味です。
仕事の締め切りがぎりぎりや、集合時間ぎりぎりなど、時間的に余裕がない時に使われます。一般的には、現在進行形で、he’s cutting it close / the project is cutting it close のようになります。

off the hook は、窮地を脱する という意味です。
直訳は「フックから外れる」。魚が釣り針から逃れ、一命を取り留める ということから連想して、窮地を脱する ということになります。また、他の意味として、最高によい という意味もあります。This episode was off the hook.(このエピソードは、最高だった)

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