『Hawaii Five-0 シーズン1 第1話』の重要単語・フレーズ5選+α

Hawaii Five-O シーズン1 第1話 では、スティーブの父親の死から始まり、ダニー、チン、コノと出会い、ファイブ・オーを結成します。

今回は、そんな Hawaii Five-O シーズン1 第1話 から日常会話で使えそうな5つの英語表現+αをピックアップしました。

can barely afford〜 (〜の余裕がほとんどない)

Steve;If he was bold enough to surface, I promise you he already has an exit strategy planned, and he knows I know it, which means, I can barely afford the hour it’s gonna take to bury my father, let alone stand here talking to you.
Steveもし奴が地上に出てくるくらい大胆になったとしたら、それはもうすでに周到な国外脱出計画を得ているということだ。そして、奴は私がそのことに気づいているのを知っている、つまり、今の私は父親の葬儀に参列する時間すらも惜しいんだ、知事とここで立ち話している時間は言うまでもなく、)

Hawaii Five-O シーズン1 第1話 より

ハワイ州知事がスティーブにビクター・ヘッセを追うタスクフォース(task force)の運営をお願いする場面です。
Task force とは、特別な任務を遂行するために集められた部隊のこと指します。もともとは軍隊用語でしたが、今ではビジネスにおいても使われます。

can barely afford 〜 は、(時間・お金)の余裕がほとんどない という意味です。
can barely afford to 〈動詞〉で、〜する余裕がほとんどない とすることもできます。
I’ve overspent this month, and I can barely afford to pay the rent for next month. (お金を使いすぎて、来月の家賃を払える余裕がほとんどない)

let alone は、言うまでもなくという意味です。
She overslept this morning, so she didn’t have time for breakfast, let alone putting on makeups. (彼女は寝坊したので、化粧をする時間はいうまでもなく、ご飯を食べる時間もなかった)

what you see is what you get (何も隠しごとはない)

Governor;And I promise you, Commander, what you see with me is what you get.

Steve;Here’s what I see. An election year coming up, and a politician who needs the PR, who’s willing to do whatever it takes— including bringing me down here to Pearl Harbor, where my grandfather was killed, so I might feel some kind of obligation to fulfill my family destiny.

Governor;約束するわ、少佐。何も隠し事はないわ。
 Steve;俺にはこう見えます、知事。選挙が近づいてきて、PRが必要な何でもする政治家が、私の祖父が死んだパール・ハーバーに私を呼び出し、家族のために申し出を受け入れさせようとした)


Hawaii Five-O シーズン1 第1話
より

こちらも引き続き、ハワイ州知事がスティーブにタスクフォース(task force)を率いるよう説得している場面です。
少佐ながら、ハワイ州知事の申し出を断るスティーブに度胸を感じますよね、さすがネイビーシールズ出身。

what you see is what you get は、何も隠しごとがない という意味です。
「あなたが見るものは=あなたが得るもの」ということから、「何も隠し事がない」、「見た通り」と意味になる。この表現はよく相手を安心させるため使われます。

whatever it takes は、何でも、どんなことでも という意味です。
目標やノルマなど、何としても達成しなければならないんだという時に使えます。
I’ll do whatever it takes. (何でもします)

greener pasture(より良い環境)

Steve;I heard you became a cop.

ChinI worked with your father in the Seventh. He taught me everything I know about wearing a badge.

Steve;Looks like you moved on to greener pasture.

ChinWell, let’s just say, the Honolulu PD and I had a disagreement over my job description. But your father understood. He was very good to me after I was let go.
Steve警官をしてたとか
 Chinああ、君の父さんと第7部隊で警官をしていたんだ。彼には警官とは何か、今の僕が知っているあらゆることを教えてもらったんだ。
 Steveそしてここが新しい職場?
 Chinまあ、そうだな、ホノルル警察署とちょっと職務について意見の相違があってね。でも、君の父さんは理解してくれた。私が署を去った後も彼はよくしてくれたんだ。)
 

Hawaii Five-O シーズン1 第1話 より

スティーブとチンとの再会の場面。二人は年齢は違えど、同じ高校出身で、共にアメリカンフットボール部に所属していました。チンは以前に何か署とトラブルになって署に居場所がなくなったらしいですね。

greener pasture は、よりよい職場、環境 という意味です。
pasuture は、牧草地 という意味。放牧動物が草が生い茂っている場所を求めて移動することから、人においても、今よりもよい環境、職場、機会を求めて移るという意味で用いられるようになりました。
I left the company for greener pastures.(より良い環境を求めて、仕事を辞めた)

let’s just say は、とりあえず〜と言っておく という意味です。
あんまり詳細を述べたくない時に使えます。海外ドラマにはよく出てくる表現で、Hawaii Five-O シーズン1 第1話の他の場面でも、Well, let’s just say I found something that changed my mind. (えーと、まぁ考えが変わったとでも言っておきましょう)Hawaii Five-O シーズン1 第1話 より〉というように使われています。

let go は、手放す という意味です。
アナと雪の女王の曲 Let it go に代表されるように、持っているものや人を手放す、解放する時に使われます。今回のドラマのように、会社が従業員を解雇するような場合にも使われます。
She regretted having let go of a once-in-a-lifetime chance(彼女は、一生に一度の機会を手放したのを後悔した)

what’s he got to do with〜?(〜とは何の関係があるの?)

Steve;So, what’s he got to do with my father’s case?

Danny;When I ran a ballistics comparison to the bullet that kill your dad, I got a hit to the Doran investigation. See, I think the first thing that Hesse did when he got on the island was hook up with Doran and get a gun.
Steveそれで、ドランが父さんの事件と何の関係があるの?
 Danny凶器の銃弾を調べていたところ、ドランに行き当たった。おそらく、ヘッセがこの島に着いて、最初に行ったことはドランに接触して銃を手に入れたことだ)

Hawaii Five-O シーズン1 第1話 より

スティーブとダニーが、父親を殺したビクター・ヘッセについて捜査している場面。

what’s S got to do with 〜は、Sは〜と何の関係があるの? という意味です。
have got to 〜は、have to 〜と同じ意味なので、what does S have to do with 〜 ともいうことができます。Sの部分には、人だけではなく、ものにも可能で、What’s it/that got to do with 〜 (それは、〜と何の関係があるの)ということもできます。

hook up with 〜 は、〜と手を組む、〜と遊ぶ、いちゃつく という意味です。
他の人や組織と協働する時や、友人と遊ぶ場合や性行為に到るまで幅広く使われています。友人と遊ぶ場合、hang out with 〜 も日常会話でよく使われます。なお、hook up with 〜 も hang up with 〜 も、インフォーマルな表現なので、ビジネスシーンなどのフォーマルな場には適しません。
Cause we haven’t met for a while, let’s hook up for dinner if you’re free tomorrow.(長い期間会っていないから、明日ディナーでもいかない?)
she hooked up with a guy she met at a bar last night. (彼女は昨夜、バーで会った男と一夜を共にした。)

off the charts(桁外れに、すごい)

Danny;That’s your cousin?

ChinChoose your next words carefully, both of you.

Danny;Well, she’s very talented.

ChinOh, she’s off the charts. Spent three years on the pro circuit before she blew out her knee. The kid was devastated. Had to reinvent herself, and decided to wear a badge. Graduates from the police academy in a week.
Danny君のいとこかい?
 Chin次の言葉は慎重に、二人ともだ
 Danny彼女、すごくうまい
 Chin彼女は桁外れにすごいよ、膝を怪我する前は、3年間プロリーグで活躍していたんだ。でも怪我によって荒んでしまい、何か打ち込めるものが必要で、警官になることを決めたんだ。一週間後、警察学校を卒業する)

Hawaii Five-O シーズン1 第1話 より

潜入捜査が必要、でもハワイ警官の顔は相手にバレている。そんな時に白羽の矢が立ったのは、チンのいとこで一週間後に警察学校を卒業するコノで、初めてスティーブ、ダニーがコノと出会う場面。ちなみに、この後潜入捜査ついて聞いたコノは、興味津々に「I’m listening」と言います。この場合、ただ単に「私は聞いてる」だけに止まらず、「私はちゃんと聞いているから、その続きを話して」というニュアンスも含まれています。日本語にはないニュアンスですよね。

off the charts は、桁外れに、すごい という意味です。
チャートから外れる(普通の範囲から外れる)くらいに、桁違いにすごい、ハンパない という意味になります。
His blood pressure is off the charts(彼の血圧値は異常だ)

blow out は、爆発する、壊れる という意味です。
最も有名な blow out の意味は、火などを吹き消す というものです。
She blew out candles on a birthday cake in one breath.(彼女は誕生日ケーキのロウソクを一息で吹き消した。
また、今回のように、ある一定ライン・限界を超えて、爆発する・壊れる という意味もあります。

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